こんにちは、大西です。
この1年でクラウドファンディングはすっかり浸透しましたね。
でも、詳しい仕組みまでは把握できていない方が多いと思います。
- 仕組みがよく分からない。
- 手数料がいくらかかるのか知りたい。
- クラウドファンディングの会社を知りたい。
そんな方のために、仕組みや手数料を調べましたので、ぜひご覧ください。
クラウドファンディング手数料比較 READYFOR、CAMPFIRE、Spportunity
今回はREADYFOR(レディーフォー)、CAMPFIRE(キャンプファイヤー)、Spportunity(スポチュニティ)という3社のクラウドファンディングを調べてみました。
いずれもJリーグのクラブが利用しています。
READYFORを利用しているJクラブ
- 水戸ホーリーホック
- 鹿島アントラーズ
- 浦和レッズ
- 東京ヴェルディ
- 川崎フロンターレ
- 横浜FC
- 湘南ベルマーレ
- ジュビロ磐田
- 名古屋グランパス
- サンフレッチェ広島
- ギラヴァンツ北九州
CAMPFIREを利用しているJクラブ
- 北海道コンサドーレ札幌
- ブラウブリッツ秋田
- ベガルタ仙台
- 福島ユナイテッドFC
- 東京ヴェルディ
- レノファ山口FC
- FC琉球
Spportunityを利用しているJクラブ
- 大分トリニータ
- アビスパ福岡
仕組み
READYFORの仕組み…購入型と寄付型
READYFOR株式会社が運営するREADYFORのプロジェクトは「購入型」「寄附型」での実施となります。
「購入型」を選んだプロジェクトの実行者は、支援者に対して、モノやサービスなどの「リターン」を販売することができます。
「寄附型」を選んだプロジェクトの実行者は、支援者に対して、寄附金を募ることができます。
あくまでも寄付なので、支援者の「リターン」は対価性のないものに限り設定することができます。
READYFORでは、寄附による税制優遇が適用される団体や法人に利用が限られます。
支援者は寄附による税制優遇が受けられます。
CAMPFIREの仕組み…購入型
株式会社CAMPFIREが運営するCAMPFIREは「購入型」のクラウドファンディングです。
「寄付型」や「融資型」とは異なり、「購入型」の支援者は、金銭以外のモノやサービスといった「リターン」を受け取れます。
「購入型」は商取引であり、売買契約に基づいたサービスです。
プロジェクトの立案者は、支援金額に応じて金銭以外のモノやサービスを提供します。
資金を集める「寄付」や「出資・投資」ではありません。
Spportunityの仕組み…購入型と寄付型
スポチュニティ株式会社が運営するSpportunityは、スポーツ領域に特化したクラウドファンディングです。
Webにあまり慣れていないスポーツチーム関係者でも、手厚いサポートを受けられます。
また、支援者は「EC購入型」と「寄付型支援」から方法を選べます。
「寄付型支援」とは、支援金が寄付金扱いとなり、税制優遇が受けられる支援のこと。
税制優遇のための条件は、以下の2つです。
- 支援の対象チームが認定NPO法人や学校法人・競技団体・協会など、非営利活動を行う利用チームや団体等であること
- 上記チーム・団体が寄付型支援募集プロジェクトを立ち上げていること
手数料
READYFORの手数料
READYFORには「シンプルプラン」と「フルサポートプラン」の2種類が用意されています。
「シンプルプラン」の手数料は、12%(決済手数料込み)です。担当者による安心サポートを受けられます。
「フルサポートプラン」の手数料は、17%(サポート料12%+決済手数料5%)です。クラウドファンディングにおける“コンサルティングのプロ”が、プロジェクトにあわせて専任で担当する安心のプランです。
CAMPFIREの手数料
・「All-or-Nothing 方式」で目標金額を達成した場合
・「All-in 方式」で支援金が集まった場合
このどちらかに当てはまると、集まった支援総額から「17%(弊社手数料12% + 別途決済手数料5%)(+税)」を引いた金額がプロジェクトオーナーに支払われます。
つまり、CAMPFIRE掲載時の手数料は、「17%(弊社手数料12% + 別途決済手数料5%)(+税)」です。
Spportunityの手数料
Spportunityの手数料は、集まった支援金額に応じて、料率のパーセンテージが10~15%となります。
ただし、決済手数料5%は除きます。
さらに、年間2回目以降の利用の場合は2%割引となるため、チームによっては業界最安レベルの8%にて利用できます。
まとめ
READYFORの「シンプルプラン」は、手数料が12%(決済手数料込み)で、担当者による安心サポートを受けられます。
まずはこの「シンプルプラン」から始めてみてはいかがでしょうか。