こんにちは、大西です。
2019年〜2020年に弊社から計4冊の出版物を発行しました。
編集の仕事をかれこれ17年ほど続けています。
チラシのデザインを考えるとき、何をどうすればいいか分からないですよね。
- 文章をどうすればいいか分からない。
- 写真をどうすべきか迷っている。
- 料金や相場が分からない。
そんな方のために、今回はデザインを考えるコツと費用の相場について紹介します。
チラシのデザインを考えるときのコツ
チラシのデザインを考えるときは、以下の項目を紙に書き出して、抜け漏れがないか確かめましょう。
作り始めてから抜け漏れに気づくと面倒です。
どんな文章を入れるか
チラシの文章といってもいろいろあります。
- キャッチコピー
- リード
- 本文
- 箇条書きの文章
- 写真キャプション
この中では、キャッチコピーがイマイチだと、チラシの効果が薄れてしまいます。
例えば、新築マンションのチラシが郵便受けに入っていたとして、物件の特徴がよく分からないキャッチコピーだったら、じっくり見る気にはならないですよね。
うまくキャッチコピーを作る自信がない方はプロに任せましょう。
デザインする上では、このキャッチコピーを一番目立たせます。
どんな写真を入れるか
意外と文章ばかりで作りがちですが、チラシをカラーで作るときは、写真を入れたほうが見栄えが良くなり、手に取った人の印象に残ります。
例えば、こんな写真を入れてみてはどうでしょうか。
- 商品の写真
- サービスの写真
- スタッフの写真
- 店舗や施設の写真
ただし、その商品やサービスの良さが伝わるような写真じゃないと効果が薄れてしまいます。
ピザのチラシが郵便受けに入っていて、写真を見ておいしそうだなと感じない写真だったら注文しないですよね。
うまく写真を撮る自信がない方はプロに任せましょう。
どんなイラストや図表を入れるか
チラシがカラーではなくモノクロの場合は、写真ではなくイラストを入れたたほうが、商品やサービスのイメージが伝わりやすくなるかもしれません。
あとは、文章ではなく図表にして表現したほうが伝わりやすくなる場合もあります。
どんな行動を促したいか
手に取った人にどんな行動を促したいのかよく分からないチラシが多すぎます。
手に取った人に促したい行動がよく分からないチラシは、もちろん効果も出ません。
効果が出なければ、チラシを作る費用が負担になり、いずれもチラシを作らなくなります。
でも、手に取った人に促したい行動が明確で、効果が出ているチラシは、これからも定期的に郵便受けに届きます。
ピザや寿司のチラシは、効果が出ているからこそ、ずっと届きます。
そのようなチラシには、電話番号やメールアドレスなど、注文を受け付ける問い合わせ先が、必ず分かりやすく記載されているはずです。
チラシデザインの料金・相場
チラシのデザインと印刷を制作会社に依頼したときの料金・相場をネットで検索して調べてみました。
A4サイズ、片面印刷、カラー、500部印刷、文章と写真は制作会社に提供、という条件です。
- A社 38,000円+消費税
- B社 39,000円+消費税
- C社 48,000円+消費税
- C社 53,000円+消費税
- D社 68,000円+消費税 ※コピーライティング込み
調べてみたところ、デザインと印刷込みで、40,000円〜55,000円が相場のようです。
制作費を抑えるためには、なるべく素材を自分で準備して提供しましょう。
そうすることで制作会社側の作業負担を軽減することができます。