薄利多売の意味とは…価値に見合った価格を堂々と設定しよう

こんにちは、大西です。

今回のテーマは、「薄利多売の意味」です。

商品やサービスを作ったものの、薄利多売で消耗していませんか?

  • たくさん売らないと利益が出ない仕組みになっている。
  • やたらと手間がかかりすぎる。
  • 薄利多売の負のループにハマっている。

そんな方は、消耗する前に、価値に見合った価格を堂々と設定しましょう。

薄利多売の意味とは?

まず「薄利」とは、薄い利益、つまり「わずかな利益」という意味です。

「薄利多売」とは、「一つあたりの利益を少なくして、値段を安くして、多く売りさばくこと」です。

お客さんに「値段の安さ」を強く印象づけることができます。

近所のスーパーを想像すると分かりやすいですよね。

あそこのスーパーは野菜の種類が豊富で安い
あそこのスーパーは肉と魚が新鮮で安い

安いお店には何度も足を運んでしまいます。

ただし、それはあくまでもスーパーの話です。

その他のビジネスに置き換えると、値段を安くしたからといって、必ずしもたくさん売れるとは限りません。

値段が安いということは、それだけ価値が低いもの

と知らずしらずのうちに感じてしまうお客さんもいるからです。

私自身、値段を安くして売上が増えるどころか減ってしまうケースをいくつも見てきました。

薄利多売の逆、反対語・対義語は?

それでは、「薄利多売」の逆、反対語・対義語とは?

実際に国語辞典で調べてみましたが、それらしき言葉は載っていませんでした。

「薄」を「厚」にして、「多」を「少」にしたら「厚利少売」になりますね。

一つあたりの利益を多くして、値段を高くして、それほど売らないという意味合いです。

薄利多売は消耗する

商品やサービスの価格設定を誤ると、長続きせず、いずれ消耗してしまいます。

例えば、メルカリで商品を出品して、価格を低く設定したとします。

  • お客さんの質問に何度も回答する。
  • なんとか売れて、商品を梱包する。
  • 発送する。
  • 送料がかかる。
  • メルカリ手数料を差し引いた金額が手元に残る。

だいたいこんな感じですよね。

手元に残ったお金がこれだけなのか

こういうのは、よくあることです。

ある程度の利益を残したければ、たくさん売らないといけません。

価値に見合った価格を堂々と設定しよう

というわけで、むやみやたらに値段を下げるのではなく、取り扱う商品やサービスの価値に見合った適切な価格を堂々と設定しましょう。

そうしないと負のループにハマってしまい、いずれ消耗してしまいます。