こんにちは、大西です。
2019年〜2020年に弊社から計4冊の出版物を発行しました。
編集の仕事をかれこれ17年ほど続けています。
今回のテーマは、「名刺の作り方…ビジネス用ならシンプルなデザインにしよう」です。
名刺を作る上での見落としがちなポイントをまとめてみました。
これから名刺を作ろうとしている方は、ぜひご覧ください。
名刺の作り方…ビジネス用ならシンプルなデザインにしよう
まず最初に、作り方の手順をまとめると、以下のようになります。
- テキストを用意する
- ロゴデータを用意する
- デザイナーに渡す
- デザイナーが作成したデータを印刷通販の会社に送る
テキストとは、社名、部署、役職、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、FAX番号などのこと。
会社ロゴのデータもデザイナーに渡して、その際にはどこの印刷通販に発注するかを伝えます。
そうすると、その会社のフォーマットに合わせて作ってくれるはずです。
これから作る名刺がビジネス用なら、あまり奇をてらわず、シンプルなデザインで作りましょう。
シンプルなデザインにするときのポイントをまとめました。
会社ロゴを目立たせ、文字は読みやすく
まず、名刺の上部など目立つ位置に会社ロゴをレイアウトします。
その他の文字は、小さすぎて読みづらくならないよう注意しながら、デザイナーが配置していきます。
その際、文字は左か右で揃えたほうが見栄えが良くなります。このあたりはデザイナーがうまくデザインしてくれるはずです。
フォントの種類も少ないほうがシンプルなデザインに仕上がります。
情報を詰め込みすぎない
名刺の表面に入れるテキストは、社名、部署、役職、氏名、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス、ホームページURLぐらいにしておきます。
その他の情報については、ホームページを見ていただくという考え方です。
そうしないと、名刺に文字が入り切らなくなり、無理に入れようとすると、文字が小さくなり、読みづらくなってしまいます。
裏面も有効活用しよう
表面には必要最低限の情報を入れるとして、裏面には会社理念や事業内容、伝えたいメッセージなどを入れることができます。
メディア系の企業だと運営しているニュースサイトのロゴをいくつか掲載しているケースが見受けられますね。
用紙はコート紙かマットコート紙
印刷会社に発注する際、光沢のあるコート紙か、光沢を抑えたマットコート紙のどちらかを選べます。
個人的にはより質感のあるマットコート紙が好みです。
名刺は縦長と横長どちらでもいいですが、文字は横書きにしておいたほうが、メールアドレスや電話番号を配置しやすくなります。
電話番号が漢数字で入っている名刺は最近ほとんど見なくなりました。
地の色はシンプルに白がおすすめです。
顔写真はお好みで
名刺に顔写真を入れると、会社ロゴがメインのシンプルなデザインにするのは少し難しくなります。
ただし、顔写真を入れることで、相手に覚えてもらいやすくなるというメリットはあるので、入れるかどうかは慎重に検討してみるといいでしょう。