台割の作り方…エクセルで簡単に作れる

こんにちは、大西です。

今回のテーマは、「台割の作り方…エクセルで簡単に作れる」です。

これから本やパンフレットを作るなら、誰かが台割を作らないといけません。

それほど難しくはありませんので、ぜひご覧ください。

台割の作り方…エクセルで簡単に作れる

エクセルで新しいファイルを開いて、表の横軸に「折、ノンブル、タイトル・内容、紙」と入れていきます。

ノンブルタイトル・内容
 表1 ○○
 表2/見返し ○○/△△
 見返し △△
 見返し △△
 タイトル、著者名、出版社名□□
  □□
11導入文◇◇
12  
13目次扉 
14目次 
15 
16 
17 
18 
19 
110  
111はじめに 
112 
113 
114 
115 
116 
217 
218  
219中扉 第1章 ○○○○○○○○ 
220  
221  
222  
223  
224  
225  
226  
227  
228  
229  
230  
231  
232  
333  
334  
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336  
337  
338  
339中扉 第2章 ○○○○○○○○ 
340  
341  
342  
343  
344  
345  
346  
347  
348  
449  
450  
451  
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458  
459中扉 第3章 ○○○○○○○○ 
460  
461  
462  
463  
464  
565  
566  
567  
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579中扉 第4章 ○○○○○○○○ 
580  
681  
682  
683  
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690  
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797  
798  
799中扉 第5章 ○○○○○○○○ 
7100  
7101  
7102  
7103  
7104  
7105  
7106  
7107  
7108  
7109  
7110著者プロフィール 
7111奥付 
7112  
 見返し △△
 見返し △△
 表3/見返し ○○/△△
 表4 ○○

ノンブルを入れよう

続いて縦軸にノンブルを入れていきます。

ノンブルとはページの数字です。

今回は112ページと想定して、1から112までの数字を入れています。

ちなみに本の総ページ数は、印刷工程の関係で16ページ単位になるので、自然と以下の中から選ぶことになります。

  • 16ページ✕1=16ページ
  • 16ページ✕2=32ページ
  • 16ページ✕3=48ページ
  • 16ページ✕4=64ページ
  • 16ページ✕5=80ページ
  • 16ページ✕6=96ページ
  • 16ページ✕7=112ページ
  • 16ページ✕8=128ページ
  • 16ページ✕9=144ページ……

表1、表2、見返し、扉

ちなみに、表1とは表紙のこと、表2とは表1の裏側のことです。

見返しとは、手元に書籍があればぜひ見ていただきたいのですが、表2に紙が貼られて、表2対向にも同じ紙が挟まっていると思います。

その紙を見返しと言います。

続いて、見返しの次に入っている紙が扉です。見返しとは別の紙を入れると印象が変わって、変化が生まれます。

折を入れよう

続いて台割に折を入れていきます。

1ページから16ページまでが1折、17ページから32ページまでが2折……というように、16ページ単位で数字を入れます。

ただ、文字数の関係で、16ページ単位にならない場合があると思います。

そういう場合は、次のように調整します。

8ページ足したり、8ページ減らしたり

総ページ数を112より少し増やしたり減らしたりしたい場合は、16ページの半分の8ページを足したり引いたりします。

・16P✕7 +8P✕1=120P
・16P✕7 -8P✕1=114P

▼エクセルではこんなふうに入力します。

というわけで今回は、「台割の作り方」をご紹介しました。

これから本やパンフレットを作ろうとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。