こんにちは、大西です。
今回のテーマは、「見出し・小見出しの使い方…文章の間に意識して入れよう」です。
これから長めの文章を書く方や、本やパンフレットを作る方には、見出し・小見出しを意識して使うことをおすすめします。
見出し・小見出しの使い方
本棚に入っている本の中から、読んでいて心地の良い装丁デザインを探してみました。
どうやら以下のような特徴があるため、心地良さを感じるようです。
- 見出し・小見出しが程良く大きい。小さくない。
- 本文が程良く大きい。小さくない。
- 程良い行間。詰まっていない。
- 紙が落ち着いた色。テカテカしてない。真っ白じゃない。
そして、程良い大きさの見出し・小見出しが、程よいバランスで散りばめられていました。
編集者が著者から原稿を受け取った後、原稿を読んで、見出し・小見出しを入れているのだと思います。
心地良さを感じた本のページ構成
ページ構成は以下のようになっていました。
- 扉 本のタイトル、著者名、出版社名
- 導入文
- 目次扉 本のタイトル(最初の扉とは異なるデザイン)
- 目次
- はじめに タイトル
- 本文
- ★見出し
- 本文
- ★見出し
- 本文
- ★見出し(……この繰り返し)
- 扉 第1章 タイトル
- ★見出し(時々小見出しが入る。以下同)
- 本文
- ★見出し
- 本文
- ★見出し
- 本文
- ★見出し(……この繰り返し。途中に図が一つ入る)
- コラム
- 第2章〜第6章も第1章とほぼ同じ
- おわりに タイトル
- 本文
- ★見出し
- 本文
- ★見出し
- 本文
- 著者プロフィール、制作スタッフクレジット
- 奥付 書名、発行日、著者名、発行者、発行所、印刷・製本、ISBN
最後に
「はじめに」、各章の本文、「おわりに」、このすべてにおいて見出しがいくつか入り、小見出しもところどころに入っていました。
やはり、長い文章がだらだら続くと、途中で読む気が失せてしまうかもしれません。
そのため、本を手に取った人が続きをもっと読みたくなるように、程良い間隔で見出しを入れて、場合によっては小見出しも入れておいたほうが良さそうです。
というわけで今回は、見出し・小見出しの使い方について解説しました。
これから長めの文章を書く方や、本やパンフレットを作る方には、見出し・小見出しを意識して使うことをおすすめします。